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社名は社内公募で決まったもの

 

アイフルは、1967年に現在の会長が個人経営での消費者金融業を始めたなどの
歴史を持つ大手の消費者金融です。一般的な大手の消費者金融の大半は、
大手金融機関の傘下に位置づけされており、その金融機関の
信用保証業務などを担う役割を持っています。

これに対し、アイフルの場合は消費者金融の中では唯一独立系などの特徴を持っているようです。

アイフルの社名は社内公募で決まったものといわれているのですが、
英語ではAIFULと表記されます。AIFULは、Affection(愛情)、
Improvement(努力)、Faithfulness(誠実)、Unity(結束)、
Liveliness(活気)の各単語の頭文字を集めたイニシャルになるもので、
愛情・努力・誠実・結束・活気などは一般的な企業の中でも
求められる要素といっても過言ではありません。

必要な要素

なお、この5つの言葉は、愛情と努力を持ち誠実に仕事に臨む、
結束と活気に満ち溢れた会社などの意味を持つものです。

社内公募の中ではどのような形で募集を行ったのか分かりませんが、
このような言葉を考えた社員はある意味優秀なコピーライターのような存在、
このようなイメージを持つ人も多いのではないでしょうか。

老舗料亭の女将と板長との会話

アイフルの企業キャッチコピーは、わかってる~アイフルで、
これは顧客に真摯に向き合いたいなどの想いが込められているものです。

アイフルのテレビコマーシャルにも企業キャッチコピーが込められている作品が
多くあるけれども、「あんた、そこに愛はあるんか」といったキャッチフレーズは
1度でも見ると耳から離れない、このように感じる人も多いのではないでしょうか。

宣伝は、サービスや商品を紹介する目的で行われるものですが、
耳から離れないような言葉がその宣伝の中にあると消費者側からは
認知度を高める効果を期待できるわけです。

認知度が高い

元々、アイフルは大手の消費者金融としての認知度はあるけれども、
より多くの顧客を集客するためには他社にはない差別化が求められるわけです。

なお、2018年4月からは「愛が一番、アイフル」といった
キャッチフレーズを持つテレビコマーシャルが配信されるようになり、
凛とした女将シリーズ作になっています。

女優さんとお笑い芸人が主役をつとめており、基本的内容は女優さんが
京都の老舗料亭の女将役でお笑い芸人が板長役、日々の生活の中で
女将は板長に対して「そこに愛はあるんか、信じられる愛はあるんか」と問いかけるものです。